今回は「SSH」の設定です。
RaspbrryPiをネットワーク経由で自分のPCから遠隔操作する方法です。
ディスプレイやマウスやキーボードを接続しなくともRabyyの操作ができるようになるので、スッキリです。
※注意※ SSHで遠隔操作できるのは、コンソール画面のみです。グラフィック画面の遠隔操作については設定その4をご覧ください。
<通常の場合>
Rabyyにディスプレイ、キーボード、マウスをつなげて操作する。
<SSHを使って遠隔操作する場合>
自分のPCからネットワーク経由でRabyyを遠隔操作する。RabyyとPCだけでよいのでスッキリ!
SSHを使うときは、RaspberryPi側の設定と自分のPC側の設定が必要です。
必要なもの: ネットワークにつながったPC
手順:
【RaspberryPi側の設定】
1.raspi-configを起動します。
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pi@raspbrrypi ~$ sudo raspi-config |
「8 Advanced Options 」を選択します。
「A4 SSH」を選択します。
「<Enable>」を選択します。
「<Finish>」でraspi-configを閉じます。
2.IPアドレスを確認します。
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pi@raspberrypi ~$ ifconfig |
wlan0を使用しているので、この場合IPアドレスは「192.168.1.62」です。
【PC側の設定】
1.ターミナルソフトをインストールします。
WoobyStudioで動作確認済みの「Teraterm」というソフトの場合について説明します。
こちらからダウンロードして、自分のPCにインストールします。
2.「Teraterm」でraspberrypiにログインします。
Teratermを立ち上げます。
ホストに先ほど調べたraspberrypiのIPアドレスを入力します。サービスは「SSH」を選択し、OKを押します。
ユーザ名とパスフレーズを入力します。
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ユーザ名: pi パスフレーズ: raspberry |
コンソール画面が立ち上がり、自分のPCからraspberrypiを遠隔操作できるようになりました!
おつかれさまです。