RaspberryPiの中の時計を正確な時刻に合わせてみます。
というのも、RaspberryPiにはリアルタイムクロック(現在時刻をカウントし続ける内蔵時計)がついていません。よって起動時にどこか正確な時間を刻むサーバーに現在時刻を教えてもらう必要があります。
なお、日本の標準時刻は情報通信研究機構(NICT)@(筆者も住んでる東京都小金井市☆)で決定・維持されています。ということで、NICTのサーバーから時間を設定するようにします。
ntp.confというファイルを編集します。 (※テキスト編集方法についてはこちら参照)
以下は「vi」というテキストエディタを使う例です。
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pi@raspberrypi ~ $ sudo vi /etc/ntp.conf |
「server」で始まる行を「#」でコメントアウトして、「pool ntp.nict.jp iburst」を追加します。
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#server 0.debian.pool.ntp.org iburst #server 1.debian.pool.ntp.org iburst #server 2.debian.pool.ntp.org iburst #server 3.debian.pool.ntp.org iburst pool ntp.nict.jp iburst |
ntpdを再起動します。
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pi@raspberrypi ~ $ sudo service ntp restart |
サーバとの同期状態を確認します。
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pi@raspberrypi ~ $ ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== *ntp-b3.nict.go. .NICT. 1 u 58 128 377 6.506 1.460 2.838 |
一番左に「*」が付いているサーバと同期していることを示しています。
おつかれさまです。
【参考】
ilex blog ラズパイ2試食レポ[8]: http://ilex.blog.so-net.ne.jp/2015-05-10/